百年遅れの印象派
私の敬愛する画家はセザンヌ、そしてゴッホ後期印象派と呼ばれる画家である。
セザンヌからは、絵画とは時空つまり時間軸を立て、四次元の世界を描くことを学んだ。
浮世絵を愛したゴッホは、未来の色彩画家は日本の様な光の国に現れるのではないかと手紙に書いた。それはもちろん私ではない。
私の様な無力な画家など一笑して、ゴッホの予言を実現する明日の画家をキリストの再来を待ち侘びる人々の様に私は待ちたい。
奥田修一
NEWS
奥田修一風景巡礼
北海道風景画館
40年余りに渡りこの地を描き続ける画家 奥田修一の現在進行形の美術館。夏は30度、冬はマイナス30度と最北の厳しい自然の中、徹底した現場主義の画家の絵には、その場に立っている様な臨場感、また求道者の様な宗教性も垣間見られる。近年描き始めた聖母像にも気品があり、心のやすらぎを覚える人も多い。
昭和25年築の木造の洋館は、ノスタルジーな雰囲気が漂い、ユン・ソクホ監督の松竹映画「心に吹く風」のロケ地になるなど、画家ならではの空間演出で何度も訪れる人が少なくない。
マリア御堂のある
風景画家の庭
アトリエ周辺の約2,300坪の里山風の庭園。自然を愛する画家が日常生活を楽しむため、また絵のモチーフとするために、樹々を植え、池を造り、鯉を放ち、猫を放し飼いにしている。風景画家ならではの光と陰の演出の中を歩いて行くと、木下道の向こうに虹の光の小さな教会マリア御堂が見えて来る。受付で受け取った鍵を使い入り、ゆっくりと静かな時間を過ごせる。途中には那瑛山展望台という小さな東屋もあり庭を見渡せる、「岩合光昭の世界のネコ歩き」富良野特集、風景画館の庭たちにて紹介された人懐こい十数匹の猫との触れ合いも楽しい。
インフォメーション
開館 4月29日〜10月10日
開館時間 10時〜15時入館(15:30閉館)
料金 大人500円 中高生300円
風景画家の庭との共通券
大人900円 中高生500円
お問い合わせ
北海道風景画館
〒071-0737 北海道空知郡中富良野町奈江番外地
TEL 0167-44-4477
